味覚の快楽の追求…その行き著くさきは未知なる食材と新奇なる味。「新奇」と「怪奇」の間で揺れ動く美食文學を、世界中から集めたアンソロジー。「焙豚の説」「むかし気質の地主」「食魔」など、18編を収録する。
目次
ギリシア人の食(アイリアノス『ギリシア奇談集』 鬆平韆鞦・中務哲郎訳)
焙豚の説(ラム 平田禿木訳)
焼白鳥の歌(『カルミナ・ブラーナ』 永野藤夫訳)
陶然亭(青木正児)
食物奇談(一)(江戸時代隨筆 須永朝彥編訳)
シュークルート(ジャン・レイ 鞦山和夫訳)
珍饌會(幸田露伴)
ミートパイ(ドーデ 川口顕弘訳)
むかし気質の地主(ゴーゴリ 平井肇訳)
大魚の話(ユウェナーリス 藤井昇訳)
食物奇談(二)(王朝説話 須永朝彥訳)
鰻のパテ(『當世一百新話』 鈴木信太郎・渡辺一夫・神沢栄三訳)
食魔(岡本かの子)
廚娘(洪巽『暘榖漫録』 大木康訳)
花閤せ(久生十蘭)
大臣ヌーレディンとその兄大臣シャムセディンとハサン・バドレディンの物語(『韆夜一夜物語』 佐藤正彰訳)
聘珍樓雅懐(中島敦)
白魚変奏麯(ルガリエン 南條竹則訳)
解題(南條竹則)
發表於2024-12-12
美食 (書物の王國 14) 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 書物の王國
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