井上徹,男,1954年齣生,1990年獲名古屋大學文學博士學位。曾任弘前大學人文學部教授,現任大阪市立大學文學部大學院文學研究科教授,兼任國立東京外國語大學亞洲非洲語言文化研究所共同研究員。主要著(編)作有《中國的近代譜》(2002年)、《魏校的淫祠破壞令》(2002年)、《東亞近世都市中的社會性結閤》(2005)、《宋時宗族研究》(2005年)等。
本書は、宋代以降における宗族を考察の対象とする。まず最初の説明しておかねばならないのは、本書で用いる宗族という用語の意味である。現在私たちは、血縁関係および婚姻関係によって結ばれている人々を指して親族と呼んでいる。中國では、「親屬」という言葉がこれに相當し、「本宗」と「外姻」の両者が親屬=親族のなかに含み込まれている。「本宗」とは、自己の男係の血縁によって結ばれている人々(男係血縁親)とその配偶者のことを指し、「外姻」は、婚姻関係を挾んだ関係であり、女係血族、妻の実傢、娘の嫁ぎ先など、要するに本宗ではなくして、親類関係にある者をいう。このうち前者の「本宗」が宗族という用語の最も広い定義に相當する。つまり、同じ祖先から分かれた父係齣自の親族である。
中國社會獨自の社會構造を解明する鍵=宗族の宋以降の歴史的特質とその変遷を明らかにする。
發表於2024-12-19
中國の宗族と國傢の禮製 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
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