三榖/博
1950年、広島県福山市生まれ。跡見學園女子大學教授、東京大學名譽教授。専門は19世紀の日本・東アジア史。東京大學大學院人文科學研究科國史學専門課程修瞭。東京大學博士(文學)。學習院女子短期大學助教授、東京大學教授などを経て現職
「明治維新」とは何だったのか 150年の解釈を塗り替える!
幕末、雄藩が目指したのは武力討幕ではなく、幕藩體製を強化するための「公平な議論」だった。その願いが王政復古と中央集権國傢樹立、身分製度の解體につながってゆく道筋を、「課題解決と権力闘爭の循環」という一貫した視點で描く。幕末維新研究の集大成として第一人者が世に問う、全く新しい明治維新史。
明治維新は武士という支配階級がみずから消滅する大変革だった。徹底した革命が犠牲者も少なく実現されたのはなぜか。この問いに答え、複雑を極める維新史の全體を通観するために、公議・王政・集権・脫身分化の四課題をめぐる提攜と対抗として安政五年政変から西南內亂までを史料に即してつぶさに描く。さらに、武力よりも多數派形成の努力が鍵であったことを見齣し、今日のリベラル・デモクラシーの起源をも解き明かす。誌士や雄藩の活躍物語という伝統的なスタイルを完全に脫し、第一人者が研究の集大成として世に問う、新説・明治維新史。
發表於2024-11-16
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圖書標籤: 日本史 感興趣
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