辻 正博(つじ まさひろ)
京都大学大学院人間・環境学研究科准教授.
1961年 滋賀県生まれ.
1984年 京都大学文学部史学科卒業.
1987年〜88年 中国政府奨学金留学生として北京大学歴史学系に留学.
1988年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋史学専攻)中途退学.
1988年 京都大学人文科学研究所助手.
1992年 滋賀医科大学医学部助教授.
1997〜98年 文部省在外研究員としてロンドン大学東洋アフリカ学院に留学.
2007年より現職.
主要論著
「魏晋南北朝時代の聴訟と録囚」(『法制史研究』55,2006年),『新版エ 中国の歴史(上)』(共著,昭和堂,2009年),『草創期の敦煌学』(共著,知泉書館,2002年)ほか.
发表于2024-11-21
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图书标签: 唐宋史 日本汉学 刑罰 法制史 東國漢學 制度史 宋史 (历史学)
「減死一等の刑」として唐令以降死刑に次ぐ重刑と位置づけられる一方で「礼教の刑罰」とも呼びうる流刑は、本来の刑罰の理念と現実の執行との乖離から様々な困難に直面することになる。本書では、2006年に公開された「明鈔本天聖令」条文に基づいてこの流刑に焦点をあて、唐宋時代における刑罰制度の特質を明らかにする。
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