发表于2024-11-25
明清中国の経済構造 2024 pdf epub mobi 电子书
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本書は、明清史研究を牽引する著者による、実証を中心とした論文集である。構成は第一部から第四部に分かれ、終章として第二回中国史学国際会議(二〇〇四年、北京)で報告した「清代後期地方行政対社会控制―与日本之比較―」を大幅に増補して収録する。本書をまとめるにあたり、著者は次のように述べている。
編集に際しては、すでに公にした論稿であること、読んでいただき、幸いに研究の素材にしていただける場合、部分的に論旨の改変を行なうことは不適切と考え、変更は明確な誤脱の訂正、引用論著の書誌情報の明示といった体例の統一などを中心に、最小限の補正にとどめた。・・・・・・こうしたことから生ずる制約をできる限り回避するため、この序論を設け、各章の内容についての総括等を示すことにした。本書に収録した論文は、明示的な反論を受けることなく通説の変更に帰結したもの、各時代・地域にかかわって大きな論争の起点となったもの、逆にいまだ一般的な認識を得ていないものなど様々である。こうした状況に鑑み、既発表の論文に修正・補綴を加える代わりに、筆者の認識の展開過程、それに伴って現時点で改めるべきと考える点、時々にいただいた批判点に関する回答の試み、既発表論文についてさしあたり補説すべき点、論文としては発表していないが史料的根拠をもって展望している点などを、各部に照応する形でまとめ、全体の構想を示す手立てとした。各論文への補記とせず、できるだけ研究全体の展開を説明し、現代史から始めた研究の見直しを現代へと返したいと考える。具体的には、本書各部に対応して、この序論を章立てした。序論各節の冒頭に、対応する各部に収めた論文とその初出を一覧表示した。各部は論文を章として、学界展望・書評等を附編として構成した。(序論より)
本書は、既発表論文を収めるとともに、研究の構想・展開を提示した明清史研究の基本図書であり、東アジア史を専攻する全ての研究者必備の一冊である。
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