荒野 泰典(あらの やすのり、1946年 - )は、日本の歴史学者、立教大学名誉教授。専門は日本近世史。広島県呉市出身。
経歴
1970年 東京商船大学(現東京海洋大学)商船学部卒業
1975年 東京大学文学部国史学科卒業
1977年 東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻修士課程修了
1977年 東京大学史料編纂所助手
1986年 立教大学文学部史学科助教授
1989年 教授
2012年 定年退任、名誉教授
著書
『近世日本と東アジア』(東京大学出版会、1988年)
『「鎖国」を見直す』(かわさき市民アカデミー出版部、2003年)
共編・編著
『荘園と村を歩く』(校倉書房、1997年) 藤木久志共編
『日本の時代史 14 江戸幕府と東アジア』吉川弘文館 2003
『「東アジア」の時代性』(渓水社、2005年)貴志俊彦・小風秀雅共編
『日本の対外関係』1-6 石井正敏,村井章介共編 吉川弘文館 2010
发表于2024-12-04
近世日本と東アジア 2024 pdf epub mobi 电子书
图书标签: 荒野泰典 日本 东亚 海交与航海 历史
近世は、日本人の海外知識が、それ以前と比べて、はるかに豊富で具体的になった時代であり、それは、日本人の直接・間接の国際経験の範囲が拡大したことの証左でもある。近世日本を「鎖国」としてではなく、出入国管理のための政策である「海禁」と、国家の主体性の表現でもある「華夷秩序」とのセットでとらえるべきであるという本書の提言は、近世日本人のこのような存在形態を踏まえて、はじめて現実味を帯びたものとなる。
東アジアの視座から,諸国家の対外政策,国家・民族間の関係,それを支える秩序観念を比較検討し,「鎖国」体制という通念を批判.「海禁」・「華夷意識」という東アジア世界の共通性に注目し,幕藩制国家,その対外政策を問い直す. 東京海上各務記念財団優秀著書受賞
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