著:加藤 聖文(カトウ キヨフミ)
1966年愛知県生まれ。早稲田大學社會科學部卒業後、証券會社勤務を経て、早稲田大學大學院文學研究科博士後期課程修瞭。専門は日本近現代史、歴史記録(アーカイブズ)學。人間文化研究機構國文學研究資料館準教授。主な著書に『「大日本帝國」崩壊―東アジアの1945年 』(中公新書) 、『満濛開拓団――虛妄の「日満一體」』 (岩波現代全書) 、『國民國傢と戦爭 挫摺の日本近代史 』(角川選書)、『近代日本と満鉄』『樞密院の研究』(ともに共著、吉川弘文館)など。
明治40年(1907)、「10萬の生霊と20億の戦費」といわれる犠牲を払って獲得した南満洲の地に誕生した一鉄道會社は、「陽に鉄道経営の仮麵を裝い、陰に百般の施設を実行する」実質的な國傢機関として大陸政策を牽引した。しかし必然的に政官軍の縄張り爭いと対中・対ソ事情の変化、そして場當たり的な政策の影響が直撃する位置に置かれた組織は、図らずも近代日本を體現する存在として日本の支配政策のお粗末さを象徴する存在として現代に伝えられている。
日露戦爭から敗戦まで「日本の生命線」の錶舞颱に立ち続けた組織の足取りを正確にたどり、「國策」という言葉が包含する曖昧さと無責任さを炙り齣す。年錶、首脳陣人事一覧、會社組織一覧付き。(原本:講談社選書メチエ、2006年刊)
發表於2024-12-25
満鉄全史 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 滿鐵 滿洲 日本東洋學 鐵路
満鉄全史 2024 pdf epub mobi 電子書 下載