よくできた人形に、私たちは言いようのないあやしさ、不安を感ずる。そんな感覚をくみとった人形にまつわるアンソロジー。種村季弘、ホフマン、レニエ、北原白鞦 泉鏡花、江戸川亂歩など19篇
目次
人形幻想(種村季弘)
蒲団の國(スティーヴンソン 水榖まさる訳)
クルミ割り人形とネズミの王様(ホフマン 前川道介)
しっかり者の錫の兵隊(アンデルセン 大畑末吉訳)
マルスリーヌ(レニエ 誌村信英)
彫像の呪い(ハーディ 高畠文夫訳)
代書人(ゲルドロード 酒井三喜訳)
女王人形(フエンテス 木村榮一訳)
人形つくり(北原白鞦)
泥人形の兄(紀いん『閲微草堂筆記』 武田武彥)
人形奇聞(高古堂主人『新説百物語』 須永朝彥)
承久二年五月の夢(明恵上人『明恵上人夢日記』 服部正訳)
人形つかい(日影丈吉)
雛がたり(泉鏡花)
人形(江戸川亂歩)
ものいう人形(柴田宵麯)
マリオネット劇場について(クライスト 佐藤恵三訳)
悪魔の創造(澁澤龍彥)
ピュグマリオン(ブルフィンチ 野上彌生子訳)
解題(服部正)
發表於2024-11-14
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圖書標籤: 書物の王國 日本 北原白鞦 野上彌生子 小說 haruka
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